例えば上着のスソの部分を引っ張り固定します。その後、腕を上げようとすると挙がりにくいですよね。
肩の部分はさわらずスソを止めるだけで腕が上がりにくくなります。
同様にスソにあたる腰の部分にケガなどで問題が出ると肩の挙がりが悪くなったりします。この様な現象は身体のいたるところで起きています。もちろん内臓も含まれます。
じつはコレ筋膜によって起こっている現象なんです。筋膜は身体を一枚のシートのように包んでおり。そのシートが色々な部位につながっています。
首から指先のつながり
出典:アナトミートレイン
そのため腰の痛みの原因が実はふくらはぎから・・・、肩の痛みの原因が実は手首から・・・、そんな場合もよくあります。
オステオパシーの施術では痛む所だけにとどまらず、原因になっている所を施術する事によって根本からの改善を目指しています。
前の記事:オステオパシーの学校
次の記事:ギブスのアイテム